春日局ゆかり

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真如堂・・春日局・父の墓所   京都市左京区浄土寺真如町82

2006.10

■真如堂(真正極楽寺)・・天台宗の寺。比叡山の戒算上人が、永観2年(984)、比叡山常行堂の本尊・阿弥陀如来を一条天皇生母(東三条院詮子)の離宮に安置したのが始まり。


●赤門(元禄年間)      ●三重搭(元禄年間) 















●本堂 ●本堂横の阿弥陀如来露仏・・木食正禅(もくじきしょうぜん)建立(江戸中期)















●墓所案内  ●長方形・・斉藤利三の墓 ●五輪塔・・海北友松の墓

お福の父・斉藤利三(としみつ)は天正10年(1582)、6月2日本能寺の変を起した明智光秀の重鎮で従弟にあたる。6月13日の山崎の合戦で敗北し近江の坂本で捕まり4日後の17日、市中ひきまわし・六条河原で処刑されます。その後斉藤一家を蔭で支えてくれたのはお福の父の友人・海北友松(かいほくゆうしょう・絵師)でした。この海北が、真如堂の住職である東陽坊長盛(とうようぼうちょうせい)と組んで、利三が処刑された6月17日の夜に利三の遺体を奪還します。遺体は真如堂に葬られ、後に3人の墓が並んで建てられます。
















■真如堂に隣接する、真如堂塔頭の
「法伝寺・三十六歌仙」の額













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