京都の祭りV
初天神1.・・北野天満宮
上京区馬喰町 2014.1.25
■北野天満宮は、菅原道真公(承和12年・845〜延喜3年・903、享年57才)を祀り、「天神さん」の名前で親しまれています。道真は藤原時平のざん言により九州の太宰府に左遷されたまま、延喜3年(903)、2月25日不遇のうちに亡くなりました。
この後、清涼殿の落雷など都では相次いで災害が起こりました。これは道真の祟りとされ、祟りを恐れた人々が道真を神として祀ったのが起こり。現在は学問の神様として人々の信仰を集めています。
天満宮では、新年初の天神の市が開かれ、1000の露店が軒を連ねました。この日は気候が温暖であったこともあり、大勢の人が繰り出しました。
●市では新鮮で美味しい農産物(漬物や干し柿などの加工食品も含む)や海産物が安く手に入ります。葉のついたみかんも珍しく、人目をひきます。
●あずき ●たいやき
●チョコバナナ
●わかさぎの天ぷら・・湖国(滋賀県)の祭りでよく見かけます。天神市にもついに登場しました。とても人気がありました。
●美しい着物が並びます
●楼門に掲げられた菅公の歌・・55才、左遷される直前に詠まれた歌(拾遺和歌集より)
◆「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春を忘るな」
●楼門・・干支の巨大絵馬
●手水舎付近の牛
●神楽殿・・巫女さんによる祈祷の舞が華やかです