京都の祭りV
祇園社 観月祭・・八坂神社 2013.9 東山区祇園
●観月祭が行われた舞殿 ●月見のお供え
●献詠入選歌、朗詠
神職により玉ぐしが神前に奉奠(ほうてん)され、祝詞を唱えるなど神事が行われました。その後、献詠入選歌が6人の神職により5首詠まれました。兼題は「秋の夜」です。
●笙(しょう)・篳篥(ひちりき)・龍笛(りゅうてき)・鞨鼓(かっこ)・鉦鼓(しょうこ)などによる管弦の奉納が行われました
●舞楽・・「北庭楽(ほくていらく)」
宇多天皇(887〜897)の頃、不老門の北庭で作られたことからこの名になったと伝えられています。龍装束に烏甲を冠した唐楽の平舞(ひらまい)。
●筝曲
1.「嵯峨の秋」・・平家物語の小督の局をうたったもの。高倉帝の命により秋の嵯峨野へ小督を探しに来た源仲国が、「想恋夫」の琴の音で居場所を突き止めるという言い伝えをテーマにした曲
2.「富士」
●太鼓演奏
「剣の舞」・・八坂神社の守り神である素戔嗚尊が、櫛稲田姫命を襲う八岐の大蛇を剣で退治する様を表現
●西楼門・・雲もなくくっきり見える満月
●関西の月見だんご
五穀豊穣を願い、里芋の形をした月に、雲がかかった様を餡で表現している