京都・花の寺4
落柿舎(らくししゃ)2.・・紅葉・柿
国の登録有形文化財に指定・・2013.11
右京区嵯峨小倉山緋明神町2 2013.11
◆ここは松尾芭蕉十哲の一人として名高い向井去来(1651〜1704)が、35才のころから草庵を結んでいた所。去来は長崎の生まれ、芭蕉に師事して俳諧を学び、その芭蕉をして「洛陽に去来ありて、鎮西俳諧奉行なり」といわしめた。かつて武人であった去来は極めて篤実真摯な人柄で、芭蕉に仕える様はちょうど親に対するようであったと伝えられている。
◆落柿舎の名・・当時、庭にあった40本の柿の実が、一夜のうちにほとんど落ちつくし、去来はかねて買約中の商人を気の毒に思って価を返してやったことに因む。
●落柿舎の茅葺屋根と紅葉、辺りの人力車の風情が格別
★ 落柿舎のシンボル・・小ぶりの柿がたわわに実っていました