京都・花の寺4
広隆寺2.・・紅葉
右京区太秦蜂岡町 2013.11
●聖徳太子建立七大寺の一つ
聖徳太子が建立された寺。真言宗御室派の大本山。推古天皇11年(603)年に泰河勝が聖徳太子から賜った仏像を本尊として建立。火災と再建を何度かくり返し、現在の堂宇は永万元(1165)に再建されたものが多い。
●弥勒菩薩(国宝)
多数の寺宝を有しているが、とりわけ国宝の2体の弥勒菩薩半跏思惟像は有名。1体は本尊で、泰河勝が聖徳太子から賜ったものといわれ「宝冠弥勒」と呼ばれる。もう1体の小さい方はその表情から「泣き弥勒・宝髻弥勒」といわれている。太子が亡くなった翌年の623年、新羅国が献上したものとされる。その悲しげな表情はいかにも太子の死を嘆いているかのようだ。
●寺の前を行き交う嵐電 ●太秦交差点に立つ仁王門(南大門)
●講堂(重文)周辺の紅葉
●桂宮院本堂(国宝)とその周辺・・聖徳太子像が安置されている。参道の柿もたわわに実っている。