京都シリーズV
詩仙堂
左京区一乗寺門口町27 2011.10
曹洞宗大本山永平寺の末寺に属する。徳川家の家臣だった石川丈山(1583〜1673)が詩仙堂を寛永18年(1641・・59才)に隠居用に造営した。丈山は隷書・漢詩の大家で、文人茶(煎茶)の開祖である。
詩仙堂の名の由来は中国の漢晋唐宋の詩家36人の肖像を狩野探幽に描かせ、丈山自身が各詩人の詩を書き、四方の壁に掲げた「詩仙の間」による。詩仙堂は至る処に侘び・寂びの趣がある。
●入り口の、小有洞の門 ●竹と竹垣の参道
●竹林と躍淵軒 ●老梅関の門 ●嘯月楼(しょうげつろう)・・3階建て
この建物の中に「詩仙の間」(4畳半)があります
●6畳と8畳の座敷と、座敷から眺めた庭
●嘯月楼(しょうげつろう)の客殿から眺めた庭・・座敷やサツキの植え込みが見られます
●嘯月楼右手の庭 ●嘯月楼を庭から望む
百花塢(ひゃっかのう)の庭園
■百花塢(ひゃっかのう)の庭園・・四季折々の花が楽しめる。サツキの植え込みが美しい。
ススキ・小菊。池の周囲に細長いトクサが群生する。
僧都(添水・そうず)・・鹿おどしの音が辺り一帯に響き渡ります。鹿おどしの音を聞くのは久しぶりです。
酔芙蓉・秋明菊
茶室「残月軒」・・カナメモチの新芽が赤く色づく。
色づき始めたもみじ・ホトトギス
千両・アオハダ