花の寺・花の名所
小石川後楽園(国の特別史跡・特別名勝)・・梅・水仙・沈丁花
2017.2 東京都文京区後楽1-6-6
■この庭園は江戸の初期・寛永年間(1624~1643)水戸徳川氏の初祖・徳川頼房によって造られ、二代徳川光圀(写真)によって完成した回遊式築山泉水(かいゆうしきつきやませんすい)庭園です。江戸初期の数少ない大名庭園です。
●雪釣りと、東京ドーム
●大きな灯籠、松
★九八屋(くはちや)
江戸時代の風流な酒亭の様子を現した。「酒を飲むに昼は九分夜は八分にすべし」と酒飲みならず万事控えるを良しとする、との校訓による。戦災で焼失したが昭和34年に復元した。
★不老水(井戸)
この井戸がいかなる旱魃(かんばつ)にも水が枯れず、またいかなる洪水にもあふれだすことがなかったことから不老水と呼ばれる
★神田上水跡
玉川上水とともに、江戸の二大上水とされる。1590年、神田上水の前身といわれる小石川上水工事がが着手された。三鷹市井の頭公園池から水を引き、江戸川(現、神田川)と水戸藩の江戸上屋敷(現、小石川後楽園)の二手に分けた。
★田端(たばた)と水仙
二代光圀公が嗣子(しし・・光圀の甥を養子にした)・徳川綱條(つなえだ)の夫人に豊民の苦労を教えようと作った田園で、現在は毎年文京区内の小学生が五月に田植え、九月に稲刈りを行っている。
★梅林近くに咲き始めた、沈丁花・・良い香りがします
★梅林
光圀は号を「梅里」と称するほど梅を好みました。梅林には30種の梅が咲いています。