花の寺・花の名所
百草園(もぐさえん)・・ツツジ・ボタン・フジ
2015.4 東京都日野市百草560
百草園は多摩丘陵の一角にある庭園です。享保年間の1716年頃、小田原城主大久保候の室、寿昌院長尼が徳川家康の長男・岡崎三郎信康追悼のために松連寺を再建しました。
信康は家康から武田との関係で嫌疑をかけられ、母の築山殿は殺害、自分は切腹させられます。家康は信長の手前仕方なく・・といった部分もあると思いますが、自分の妻と息子を死に追いやらなければならなかった時代の厳しさを感じます。
百草園は元々は、松連寺の庭園として造られたもので、文化・文政の頃より歌会・句会で賑わっていました。松尾芭蕉の句や若山牧水の歌碑もあります。四季折々の花が楽しめます。
●菖蒲 ●ウンナン黄梅
●あずまや ●ツツジ
●ツツジの向こうに桜が見えます
●日本桜草・・数多くの桜草が展示されています
●展望の休憩所からの眺め
●松連庵(しょうれんあん)と、付近のボタン
●心字池
●茶室・三楽(さんれき)庵と、ノダナガフジ