花の寺・花の名所
東京都立 殿ヶ谷戸庭園・・萩・曼珠沙華・秋の七種(ななくさ)など
2015.9 東京都国分寺市南町2-16(JR国分寺駅徒歩2分)
三
菱合資会社の社員で、貴族議員にもなった江口定條(えぐちさだえ)は大正初期(1913~1915)にこの地に別荘を構え、随宜園(ずいぎえん)と名付け
ました。昭和4(年1929)、三菱合資会社の経営者であった岩崎彦弥太(ひこやた)が江口家からべ別荘を買い取り、国分寺の家としました。彦弥太は
1934年に和洋折衷の木造建築の主屋に建て替え、庭園建築として紅葉亭を新築し、回遊式庭園を完成させました。大正初期から昭和初期の武蔵野の面影を残
す庭園として、都と国の名勝に指定されています。
●すすき
●へちま
●千成ひょうたん ●琉球すずめうり・・緑・黄・橙・赤などカラフルです
●手入れされた芝生・木々
●萩のトンネル
●曼珠沙華
●ヤブラン
■秋の七種(ななくさ)を詠んだ2首 山上憶良
★1.万葉集 8巻1537
「秋の野に 咲きたる花を および折りかき数ふれば ななくさの花」
★2.万葉集 8巻1538
「萩の花 尾花 葛花 なでしこの花 をみなえし また藤袴 あさがおの花」
●尾花(すすき) ●おみなえし
●あさがを(桔梗)
●次郎弁天池
●紅葉亭
●ユーパトリウム(西洋藤袴) ●サンザシ
●コムラサキ