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井の頭恩賜公園
2015.6 東京都武蔵野市御殿山1−18−31、三鷹市
■徳川家光(1604〜1651)は鷹狩のためこの地を訪れ、その水が清いことから「井の頭」と命名したと伝わっています。
●井の頭弁財天
●聖天堂・・聖観世音菩薩
●親之井(おやのい)稲荷跡・・江戸時代の初期から中期にかけての古地図に弁財天の隣に稲荷社があったと記されています。
井の頭池遺跡群(東京都指定史跡)・・井の頭池遺跡群は、井の頭池周辺の武蔵野市・三鷹市にまたがる大規模な遺跡群です。明治20年(1887)には学会に紹介された著名な遺跡です。井の頭恩賜公園のうち、池周辺では井の頭池(神田上水水源地)」として旧跡指定されており、外周の高台から斜面にかけての約5.5万uが史跡に指定されています。
昭和37・38年に武蔵野市史編纂事業などにより発掘調査され、縄文時代中期から後期の竪穴式住居跡3軒、敷石住居跡1軒などが発見されています。井の頭池遺跡群全体では、縄文時代の住居跡60軒以上や旧石器時代の遺構や遺物も検出されています。武蔵野台地に見られる湧水池周辺の旧石器・縄文時代の代表的な遺跡といえます。