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旧古河庭園・・洋風と和風が織りなす国の名勝
2014.10 東京都北区西ヶ原1−27−39(JR山手線・駒込より徒歩12分)
■この地は明治の元勲・陸奥宗光の所有を経て、宗光の次男が古河財閥の養子となった時に古河家の所有となりました。大正時代初期に造られた洋館は英国貴族にならった古典様式で、天然スレートぶきレンガ造り。外壁は真鶴産の赤みを帯びた新小松石(安山岩)で覆われています。洋館と洋風庭園を設計したのは、ニコライ堂や旧岩崎邸を設計した英国人建築家のジョサイア・コンドルです。
●毎年春と秋に、約90種180株のバラが咲き、秋には「バラのフェスティバル」が催されます。期間中、弦楽四重奏やバラの折り紙教室などが催されます。洋館とバラの美しさが調和しています。
●プリンセスミチコ・・美智子皇后様へプレゼントされたバラ
◇武蔵野台地の高低差を生かし、低い土地に造られた日本庭園。作庭者は京都の庭師・小川治兵衛。平成18年(2006)1月、「旧古河氏庭園」(文化財指定名勝)として国の名勝に指定されました。
●石橋・鯉・大滝
●心字池
●雪見型灯籠・・水辺に据えられることが多い。その姿が水面に浮いて見える「浮見」と点灯時にその灯りが浮いて見える「浮火(うきび)」が「雪見」に変化したとする見方がある。小川治兵衛の力作となっている。
●崩れ石積(くずれいしづみ)・・石を垂直に積む方法は京都で発達した伝統的な工法である。石と石がかみあい崩れそうで崩れない。
●つわぶき