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有栖川宮公園  2013.8  港区南麻布5


日比谷線「広尾」駅の近くに位置します。もとは江戸時代、盛岡南部藩の下屋敷として使われていました。明治29年に有栖川宮威仁(ありすがわのみやたけひと)親王の栽仁(たねひと)王新邸の用地となりました。有栖川宮が廃絶して後、高松宮殿下が、故有栖川宮威仁親王の20年の命日にあたる昭和9年に東京市に下賜され、記念公園となりました。その後、昭和50年に港区の管理のもと、区立公園となりました。この公園には、ゆかりの有栖川宮熾仁(たるひと)親王の銅像が建っています。













●公園入口の南部坂
















●静けさを湛えた池












●琴じ型灯籠・・兼六園風    ●丸太の階段   ●土の道












●渓流にかかる橋












●起伏に富んだ麻布台地の地形が生かされています。大小2つの滝から池にそそがれる清流。























●中島























●春には梅園の梅、桜、ハナミズキ、花菖蒲園の花菖蒲が咲き、四季の変化が楽しめます。

ハナミズキ(写真左)・・明治45年(1912)、当時の東京市長・尾崎行雄がアメリカに贈ったサクラの返礼として、大正4年(1915)東京市に寄贈され、その後日本の各地に広まっていきました。昭和61年(1986)、区制40周年を記念して港区の木に選ばれました。













●花菖蒲園と太鼓橋












●鯉や亀がいます。大名庭園とは違った趣の親しみやすい公園です。























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