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茶室のしつらえ・盛夏・・某茶道部4.
2015.7 都立高校
■夏のしつらえが裏千家茶道の先生により行われました。
●掛軸・・夏の清流を泳ぐ鯉・・「清流 無間断」(清流間断無し・・人生は清流の如く 留まることなく永遠に続く・・大徳寺・宋源)
●香合・・緋扇貝(ひおうがい) ●花入れ・・蛇籠(だかご)
●花茗荷(はなみょうが・葉つき) ●ムクゲ ●ハルシャギク(黄の小さな花)
●正客は次客に「お先に」と草の一礼をする ●主菓子・・金魚鉢・・涼やか
●懐紙・・風鈴の模様 ●韓国茶碗(茶道の先生所有)で一服
●お点前に必要な割り稽古・・茶筅通し、取り柄杓、置き柄杓、引き柄杓など
●裏千家第15代・鵬雲斎好みの立礼棚で、部員がお点前の特訓をしました
●釜の湯は底から汲む ●棗・・忍ぶ草 ●水指・・ふたの摂り方を学ぶ。真ん中の水を汲み、釜にたす。
●干菓子・・蕎麦板(そばいた・・創業540余年・京都本家尾張屋)と和三盆
●部員が立礼棚で点てたお茶をいただく
■茶道の先生のコレクション ●中国茶碗
●根来塗(ねごろぬり)の棗(なつめ)・・鎌倉時代、高野山と対立した和歌山県根来寺の僧徒が朱塗りの漆器を考案
●朝顔の絵の茶碗