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杉並区立 大田黒(おおたぐろ)公園・・茶室
2016.12 東京都杉並区荻窪3−33−12
■大田黒元雄氏・・音楽評論家(1893年〜1979年)、日本に初めてドビュッシー(「月の光」など)やストラビンスキー(「火の鳥」など)を紹介した人
NHKのラジオの人気番組、『話しの泉』の解答者として知られている。東京外語時代は二葉亭四迷と交流もあったという。19才でロンドンに留学して音楽を学んだ。60余年にわたり日本の音楽の育成に貢献した。文化功労賞を受賞している。
この公園は本人の遺志により、遺族が杉並区に寄贈。後に日本庭園として整備され、昭和56年から開園されています。
●イチョウ並木が美しい
●記念館付近のヤマモミジ(カエデ科)
●ダイダイ(ミカン科)
■記念館・・大田黒氏の生前の仕事部屋が記念館として、公開されています
●スタインウェイのピアノ・・室内には美しいピアノ曲が流れています
●暖炉 ●部屋から見える紅葉
■流れや池の紅葉
■茶室
●大きなシシユズ ●ユズ
●カリン ●つくばい ●茶室からの眺め
●掛け軸・・閑坐聴松風(かんざしてしょうふうをきく)
心静かに座っていれば、聴こえてくるのは松に風があたる音ばかり、そんな音も心が急いていては気付かない。日々多忙な中で、時には自然の音に耳を傾け心静かに時を過ごすことが大切である。
●椿・・深紅の花弁と、濃い緑の葉が美しい
●練りきりの菓子・・椿の花弁の風情がすてきです