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狭山山不動寺・・天台宗別格本山

2014.6  埼玉県所沢市上山口2214

■狭山丘陵に位置する狭山不動尊は天台宗の別格本山です。開山は昭和50年4月と新しいのですが、堂宇は奈良時代や、江戸初期の建築物を多く有し、それらは指定文化財になっています。

●新緑の道の奥に不動尊があります。山奥に見えますが、西武球場前駅から徒歩5分の立地です。


















●丁子門(ちょうじもん)・・国の重文・・平唐門・銅板葺

以前、芝徳川家・崇源院(お江の方)霊牌所の通用門として使われていたものを移築。寛永12年(1635)、三代将軍家光が建立。


















●不動寺総門  ●あじさい

長州藩(山口県)主・毛利家の江戸屋敷に建てられていた門。素材は全てけやきで組み立てられている。本堂前に位置する。

















●本堂      ●あじさい

平成13年12月に新たに建てられました。落成からまだ半年しか経っていません。本尊は不動明王。
























●紅い灯籠に、がくあじさいが映える












●黄色のゆりも咲いていました 












●第一多宝塔・・埼玉県指定有形文化財

大阪府高槻市梶原の、春日大神および、菅原道真を祭神とする畠山神社から昭和36年現在地に移築されたもの。移築の際に慶長12年(1607)に建立されたことが判明しました。


●鐘楼    ●第二多宝塔
















●庚信寺・・色彩が美しい  

●弁天堂・・旧清凉寺経蔵

弁財天を祀る六角円堂。滋賀県彦根市古沢町清凉寺に、井伊直孝の息女が生前に、父直孝の追善菩提のため建立したもの。建立は万治2年(1659)。

●御神木

樹齢500年のイチョウの大木。江戸城を築いた太田道灌が城砦を構えていた城山城あとにあったもの。徳川時代から今日まで神木として人々に崇敬されてきた。大正期、関東大震災の折、大勢の人がこの木の周りに身を寄せて命をつないだという。

















●大黒堂・・旧柿本歌塚堂

歌聖・柿本人麻呂ゆかりの奈良・極楽寺境内に建立された人麻呂の歌塚堂。当時、歌人たちがこの堂宇で歌会を開いたとされています。現在は大黒天が祀られています。

●桜井門    ●書院晴明閣













●羅漢堂












●勅額門・・国の重文

芝徳川家・台徳院(二代将軍秀忠公)の御廟に建立されていたもの。寛永9年(1632)、三代将軍家光公が孝養報恩のため建立したもので、台徳院の勅額は後水尾天皇の筆によるもの。

















●御成門(おなりもん)・・国の重文

芝徳川家・台徳院(二代将軍秀忠公)の御廟に建立されていたもので、正面と裏に飛天の彫刻が施されています。絵画も多く描かれていて、朝鮮渡来の天人門といわれています。寛永9年(1632)、三代将軍家光公が建立したもので、格天井の中央に丸い鏡天井が設けられています。












               


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