寺社
井草八幡宮 2015.1 東京都杉並区善福寺1−33
■この神社は旧上草村、下井草村の鎮守です。御祭神は八幡大神で、明治時代までこの付近の古い地名から遅野井(おそのい)八幡宮とも呼ばれていました。
境内東側付近からは縄文時代中期(約4000年前)の住居址が発見され、多くの土器が発見されました。その中の顔麺把手付釣手形土器は、国の重要文化財に指定されております。このように当社周辺は太古の昔から森もあり水も豊かで、生活に適した景勝の地であったと思われます。当社は900余年の歴史をもつと伝えられ、また、江戸時代の慶安2年(1649)徳川家光は、社殿を造営させ朱印領6石を寄進して
おります。祭日は10月1日を中心に、3年ごとに神輿の渡御、5年ごとに鎌倉の昔をしのぶ珍しい流鏑馬の神事が行われています。
●大灯籠 ●大鳥居
●楼門
●楼門の裏 ●招神殿 ●神札授与所
●手水舎
●文華殿と巨大絵馬
●絵馬の羊 ●神門
●拝殿
●廻廊のあじさいと祭りの写真
●廻廊の松の衝立(ついたて・・樹根の一部)・・社前には源頼朝が文治2年(1186)奥州藤原泰衡征討の際、戦勝を祈願して手植寄進したという天然記念物の大き
な黒松がありましたが昭和48年に枯れてしまいました。
●頼朝公御手植えの松(一部残った松)