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王子稲荷神社・・「陰陽屋へようこそ」ロケ地

2013.12  北区岸町1−12−26

★王子駅前の狐の行列の人形

大晦日に稲荷の使いの狐が、榎の木の下に集結し、衣装を整え王子稲荷神社にお参りしたという伝説に基づき、王子稲荷狐の行列が毎年大晦日〜元旦にかけての夜に行われています。参加者は装束稲荷神社で狐のお面や装束に着替え、王子稲荷神社へ向かいます。





























★王子稲荷神社

1千年も前からある関東中の稲荷の総司であった格式高い神社。江戸時代、徳川家代々の祈願所であった。
























●荘厳な拝殿












●狐が榎に集結する絵馬












●摂社の市杵島神社・・弁天様を祀る













★石鍋久寿餅(くずもち)店・・明治創業   北区岸町1−5−10

駅から王子稲荷神社に向かう途中に甘味を扱うお店があります。店の駒札には江戸時代から戦前までの辺りのにぎわいの様子が記されています。

『天保九年(1838)出版の「砂子の残月」によれば「二月初午王子稲荷最も群集す。此の日武家市も稲荷を祭り灯籠をかかげ鼓吹舞」とあり側用人(そばようにん)より大名に迄なった柳沢家が信仰の王子稲荷は出世稲荷と武士達も参詣し、又柴田是信の茨木の大絵馬が江戸中で人気を得、画工芸能人も参詣し錦絵の作品が最も多い場所となった。紙の博物館にある大岡越前の許可書によれば飛鳥山より音無川王子稲荷にかけて五十四軒の料理屋水茶屋と三か所の揚弓場のある観光地で明治、大正、昭和、の戦前迄その面影が残っていた。』




























●店の前に「陰陽屋へようこその舞台の街」という説明板がありました。近くの王子稲荷神社でロケが行われました。












●当店は明治二十年代より料理屋、茶店などに四季折々の食品を提供しておりましたが戦後は店売りのみとし昔ながらの手作りで製造致しております。(駒札の説明より)

●栗むし羊羹(「狐火の街」という栗むし羊羹もあります)

このほかにくずもち、みつまめ、クリームあんみつ、豆寒天、ところてん、あまざけ・・と甘味がたくさんあり、持ち帰りもできるので客がひっきりなしで訪れます。













●麹と王子の酵母で作られた酒まんじゅう・・中はあずきあんで、狐の焼印が特徴
















●新潟産のもち米で作られた赤飯
















●店内には錦絵(江戸の木版画)が飾られています











               


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