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観蔵院(慈雲山曼荼羅寺観蔵院)・・真言宗智山派・・智積院ゆかり

2015.7  東京都練馬区南田中4−15−24

■観蔵院の観蔵とは、「経蔵・律蔵・論蔵」の三蔵を正しく観る、見通すという意味。文明9年(1477)の頃には存在していたとされる寺。総本山は京都東山七条の智積院。真言宗智山派の寺に、成田山新勝寺・川崎大師・八王子高尾山薬王院・日野高幡不動尊などがあります。
当山住職の兄にあたる方が、総本山・智積院の化主(けしゅ・・智山派の最高指導者)を務めており、智積院と縁が深い寺となっています。

●通用門     ●六地蔵













     

●平成14年に落慶された曼荼羅美術館










●2100坪の境内にある美しい木々・花(藤棚、ナツズイセン、ムクゲ)























●本堂・・弘法大師1150年御遠忌記念、昭和60年4月2日に建立された。大聖不動明王を本尊とし祀る。

★桔梗紋・・智積院と同じ寺紋が使われています。この桔梗紋は加藤清正の家紋が由来とされています。豊臣秀吉の嫡男・豊臣鶴松(母は淀殿、幼名は棄丸・1589〜1591)はわずか三才でこの世を去り、嘆き悲しんだ秀吉は鶴松の菩提を弔うため家臣の清正に命じて、東山大仏殿となりに祥雲寺(臨済宗)を建てさせました。立派な寺が建てられた功績を称え、清正の家紋が寺紋となりました。祥雲寺は鶴松の法名「祥雲院殿玉厳麟公神童」によります。この祥雲寺は秀吉の死後、根来寺の僧侶に与えられ、後に真言宗の智積院となりました。



























●仏足石  ●菩薩  ●観音菩薩















●不動明王













●薬師如来を祀る薬師堂  










●智積院再興400年記念・平成14年11月1日に建立された本坊・書院・会堂。 ●書院前の水引












●蓮の葉と大トンボ









               

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