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成田山新勝寺(真言宗智山派・大本山)2.

★仁王門、一切経堂、本堂etc  
2016.8  千葉県成田市成田1

■成田山新勝寺の御本尊・不動明王は、京都の高雄山神護寺(たかおさんじんごじ)に奉安されていましたが、天慶2年(てんぎょう・939)、平将門が反乱を起こした際、朱雀天皇の密勅を受けた寛朝(かんぢょう)大僧正は、この尊像と共に関東に下り、下総の国、成田にて21日間平和祈願の護摩を修めました。その満願の日、天慶3年(940)2月14日に兵が乱平定され、この地に新勝寺の寺号を賜って成田山が開山しました。年間1000万人の参詣を誇る、真言宗智山派の大本山です。

●総門(正門)・・平成19年(2007)建立。高さ約15m。蟇股(かえるまた)には十二支の木彫刻、楼上に生まれ年守本尊八体仏が奉安されています。














●光輪閣・・昭和50年に建設。本坊(寺務所)・客殿。4階の光輪の間は480畳敷きの大広間。











●参道から総門を振りかえる ●手水舎











●開運地蔵尊   ●高さ10mの灯明台・・明治27年に建立される。台座の石には市川團十郎、市川左団次、市川九蔵、市川小国次など当時の役者名が記されている。














仁王門(重文・昭和55年5月31日指定)・・天保2年(1831)再建。三間一戸の八脚門。











左右に金剛力士、裏仏に広目天・多聞天が奉安されている。境内入口にあり伽藍の守護を担っている。














大提灯は築地の魚河岸講(だんな衆)が昭和43年に
奉納したもの。「魚がし」と書かれています。








●仁王池(方丈池)

生き物の生命をいとおしむ「不殺生(ふせっしょう)」を教える池。噴水と甲羅干しの亀が印象的






















●階段を上り仁王門・仁王池をのぞむ 

●仁王池の上部にある、こわれ不動堂・・幾度修復しても不思議なことにすぐこわれてしまうことから名付けられた。倶利伽羅不動明王を祀る。












●鐘楼・・元禄14年(1701)に当山中興第一世照範上人によって建立された。楼上の梵鐘は大本堂建立の機に鋳造された。重量は1068kg。














一切経堂・・享保7年((1722)建立。中央のあざやかな八角転輪蔵には一切経(仏教経典の総集)が納められています。











●御護摩受付所    ●御守・御札受場











●大本堂

昭和43年(1968)建立。大本堂は当山で最も御護摩祈祷を行う中心道場で、不動明王、四大明王、平成大曼荼羅が奉安されています。成田山は御護摩の霊験利益は数限りなく、江戸元禄より歌舞伎の成田屋市川團十郎丈、市川海老蔵丈をはじめ多くの人が不動明王を信仰しています。当山の御本尊不動明王は、平安時代、嵯峨天皇の勅願により弘法大師空海、自ら敬刻して開眼し護摩法を修せられた尊像です。






















★御護摩祈祷に向かう僧侶

































               


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