寺社
報国寺(禅とお茶と竹の寺)1. 2017.5 神奈川県鎌倉市浄明寺2−7−4
■臨済宗建長寺派。開山を天岸慧広(てんがんえこう)禅師、開基を足利家時(足利尊氏の祖父)として、建武元年(1334)に建立。足利、上杉両家の菩提寺として栄えました。開基から数えて二代目の足利尊氏は室町幕府を築き、鎌倉では四代90年に渡り、栄えていましたが、永享(えいきょう)の乱(1438)において、翌年の1439年(永享11年)、室町幕府六代将軍足利義教が足利公方(くぼう)討伐を命じ、公方持氏は永安寺で自害、その嫡子・義久はこの菩提寺・報国寺で自害しました。この寺は足利公方(くぼう)終焉の地です。
■竹と苔と池と枯山水庭園と茶室、茅葺の鐘楼と大きな金魚鉢と石仏と灯籠とやぐら・・まるでお寺の総合デパートのように何でも揃っていて驚きました。
●山門(薬医門) ●参道脇の苔・灯籠・枯山水
●本堂・・釈迦如来坐像を祀る ●本堂前の大きな盆栽
●茅葺の鐘楼
●大きな金魚鉢
●竹の庭 受付
●黒竹(くろちく)
●2000本の孟宗竹
●石仏