寺社
十二社(そう)熊野神社 2018.4 東京都西新宿2−11−2
■室町時代の応永年間(1394〜1428)に、中野長者鈴木九郎が、故郷である紀州熊野の十二所権現を移し祠ったものと伝えられ、そのためにこの辺りは十二社と呼ばれるようになりました。また、周辺にはかつて池や滝があり、江戸時代中期より江戸西郊の景勝地として有名でした。新宿中央公園の隣地にあります。
●手水舎 ●狛犬 ●拝殿
●熊野権現のシンボル・八咫烏
●屋根に付けられた千木(ちぎ)
●末社・大鳥三社と珍しい狛犬・・腹の下がくりぬきになっていない珍しい狛犬。享保12年(1727)、「角筈村上野百姓店児講中」により寄進されたという。表情も愛嬌があります。
●胡桃稲荷神社 ●弁天社
●オガタマノキに咲く花 ●カルミア ●細葉ヒイラギ
●文政3年(1820)、大田南畝(江戸時代後期の狂歌師)によって寄進された水鉢・・区の指定有形文化財(工芸品)になっています。南畝の銘文が刻まれています。
●嘉永4年(1851)に建立された、十二社(そう)の碑・・区の指定史跡となっています