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大船観音寺・・平和への祈り  2019.5 神奈川県鎌倉市岡本1−5−3(JR大船駅徒歩5分)

■曹洞宗の寺。白衣観音は昭和4年、人心の安定と国家の隆昌のため計画されましたが戦争による中断を経て、昭和35年4月に落慶式を迎えました。世界平和の祈りが込められた巨大な観音さんは大船駅からも見ることができます。





































































































●聖観世音菩薩を祀る慈光堂















●子育て地蔵尊































●原爆の火・・星野村で生まれ育った山本達雄氏は召集を受け、昭和20年8月6日広島へ汽車で向かっていた途中、原爆が投下されました。叔父の安否を気遣い探し回っているときに8月15日終戦を迎えました。帰郷に際し叔父宅辺りを掘るとまだ火がくすぶっていました。その火をカイロに移し、星野村の自宅に持ち帰り、囲炉裏や火鉢に移して絶やさないように気をつけました。23年間家族と共に大切に扱われてきました。昭和43年、大衆の知ることとなり同年8月6日星野村の役場前に建立された「平和の塔」に火が灯されました。この原爆の火はその火を分けてもらったものです。この火には恒久平和の願いが込められています。



















●原爆慰霊碑

昭和45年、神奈川県原爆被災者の会が、大船観音寺の境内に慰霊碑を建立しました。被爆した石が筏にのせられ、台座には被爆者が平和の丘に向かう姿が描かれています。




















●休憩所で売られていた、「大船観音寺最中」(鎌倉市大船2−4−14 龍月謹製)

白・ピンク・茶色の3種、あんこがたっぷり入っていて美味しいです



















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