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深川江戸資料館・・江戸の町並再現
2014.7
東京都江東区白河1−3−28(清澄白河駅から徒歩3分)
■江東区が1986年に区役所跡地に開設。資料館に出張所が隣接しています。
当館では江戸時代末期・天保年間(1840年頃)の深川佐賀町の町並みを再現しています。夜明け・昼・夕ぐれ・夜のようすを光や音で表現しています。特に夕方の雷雨が迫力あります。
館内ではボランティアガイドの方々が親切に応対してくれます。
●白河1丁目町会から寄贈された、中人神輿(ちゅうにんみこし)・・資料館隣の霊厳寺(れいがんじ)に保管されていました。東京大空襲で焼けずに残りました。
●様々なデザインの、江戸てぬぐい
●火の見櫓(やぐら)
●火の見櫓広場には、屋台(二八そば・天ぷら)やお休み処・水茶屋があります。
●猪牙舟(ちょきぶね)・・船頭が人や荷物を運びます。
●船宿・・飲食や宴会ができる小料理屋
●米屋 ●八百屋
●地下一階、地上二階にわたる吹き抜けの大空間に、江戸の七夕飾りがよく映えます。季節により飾りが変わります。
●白壁の土蔵
●人が近づくと、起き上がりニャーと鳴く、実助(まめ助)・・当館のマスコット
●長屋のようす・・当時の通路はこの半分。見学に支障をきたすのでこの幅にしたそうです。
●木挽き職人の家・・大きなのこぎりが壁にかかっています。
●水がめ・・井戸の水には海水が混じっているため、水屋から天然水を買っていた。水は一滴も無駄遣いできない貴重品だった。
●竿に干された洗濯物
●売り物のリサイクル手ぬぐい・・手ぬぐいを干しているのではなく、売り物。着なくなった着物を解体して手ぬぐいにして売る。江戸の町はリサイクル品でいっぱい。無駄なものはありません。
★共同スペース・・ここもリサイクルの宝庫
●井戸
●ごみ溜め・・欠けた茶碗は修理。細かく割れた茶碗は細かく砕いて、土塀に混ぜて強度を強くした。
●厠・・ふん尿は畑の肥料として売却。売却費は近所の大家が受け取り、長屋の行事代に使った。