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■高麗(こま)石器時代住居跡・・約4500年前・縄文中期の遺構

★国指定重要文化財  ★第3次発掘調査期間 平成23年9月1日〜同年11月30日

2015.9  埼玉県日高市大字台79−1(西武池袋線・高麗駅下車徒歩15分)

高麗石器時代住居跡遺跡は、昭和4年に埼玉県内で初めて縄文時代の竪穴住居跡を発掘調査した遺跡として知られています。その竪穴住居跡は、昭和26年に国指定史跡として登録されています。近年、国道299号の整備に伴って発掘調査が行われ、平成20年度の第2次調査と平成23年度の第3次調査を当事業団が実施しました。遺跡は、高麗川が日和田山南麓で大きく蛇行する部分の景勝地「巾着田」西側の河岸段丘上にあり、標高は約110mです。今回の発掘調査では、約200uの狭い範囲から縄文時代中期の竪穴住居跡11軒発見されましたが、同じ地点で何回も建て替えが行われた結果であることが分か りました。特に、残存状態の良かった第5号住居跡では、小さな穴の中に深鉢形土器が伏せた状態で発見されました。また第6号住居跡では、回りを四角く石で 囲った石囲炉(いしがこいろ)の中心に土器が据えてあり、埋甕も2基見つかっています。(埼玉県埋蔵文化財調査事業団)

●丘陵に位置し見晴らしがよく、曼珠沙華が見ごろでした。丘陵の下方部に巾着田があり、大勢の観光客でにぎわっていました。


























●円形で直径6m、埋甕2基や装飾品、石斧、石皿などたくさん出土し、柱穴も多く見られます。























●辺りには畑があり、花ナスや角ナスも咲いていました。山も見渡せます。
























■長寿寺・・真言宗智山派、高麗坂東観音霊場 第29番

2015.9  埼玉県日高市高麗本郷247(高麗郷古民家の近く)

1736年頃、中興された。聖天院を兼務する。本尊は釈迦如来像。
















地蔵に曼珠沙華が映えます
















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