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川越道緑地・古民家園2.・・桃の節句展 2016.2 東京都立川市幸町4−65
●お勝手と、囲炉裏の座
囲炉裏(いろり)に炎がともっています。囲炉裏の周りで食事をします。食堂のダイニングといった感じです。囲炉裏の座も当時は決まっていて、台所に近い方(北)が母座(かかざ)で、主婦・女衆が炊事・家事を担当。土間に近い方は、末座または、木尻座(きじりざ)といって使用人が座り、薪の置き場所になっていました。土間から向かって正面が男座といって一家の主が座りました。
床は黒光りするしっかりした板が敷かれ、座敷とお勝手の間にある大黒柱も風格がありました。
●桃の節句展・・お勝手・座敷に飾られたひな人形
明治・大正・昭和の家々に飾られた約100体の人形が飾られています。市民の寄贈によります。
●座敷の長火鉢、ねじれ組(水組)
●座敷と、なかのまの縁側から、管理棟と貯穀倉(ちょこくぐら)を望む
●なかのま・・座敷に隣接
大神宮を祀る神棚・仏壇・火鉢・ねこごたつがあります
●とば(戸張・とば)の奥と庭の眺め
●奥・・最上級の客を接待する部屋。武家屋敷の格式を持つとされている。
★付書院(つけしょいん)・・戸の上部の模様は麻の葉、下部を八角蜀紅(はっかくしょっこう)という
★押し板形式の床の間 ★柳棚(やなぎだな)形式の違い棚
★部屋の中央に飾られたひな人形