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下町風俗資料館・・大正時代の下町
2016.10 東京都台東区上野公園2−1
■弁天堂のある不忍池のほとりに風俗資料館があります。明治・大正の頃まで、下町には江戸の名残りがありましたが、大正12年(1923)の関東大震災、昭和20年(1945)の戦災でその面影がなくなり、さらに昭和30年代後半には東京オリンピックを契機とする再開発により、街はすっかり様変わりしました。そこで古き良き下町文化の記憶を後世に伝承するため、昭和55年(1980)10月1日にこの資料館が開かれました。
●昭和24年から使われた郵便ポスト
●入口・・不忍池がガラスに映っています ●時は大正時代・・商家の前の大八車 ●長屋の共同井戸 ●長屋
◆長屋の暮らし
●駄菓子屋 ●銅壺屋(やかん)の職人の家・・長火鉢、桐たんす、三味線箱、鏡台、ちゃぶ台
●商売繁盛に御利益のある稲荷を路地の一角に祀る
◆2F展示室・2Fでは下町の生活や季節・年中行事に関する特別展があり、展示品が定期的に入れ替わります。今回の「娯楽の聖地 浅草 華やかなる130年」では舞台や銀幕を飾ったスターが多数、紹介されていました。
●不忍池が見えます。玩具コーナーでは双六や独楽、お手玉、たわらころがしなど多数の遊びができます。市松人形や新幹線の模型の展示のほか、休日には紙芝居や伝統工芸の実演も行われます。