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中野区立歴史民俗資料館


2017.3  東京都中野区江古田4−3−4

■中野区は1984年、中野区の区議を11年務めた山崎喜作氏(1890〜1985)より、2600平方メートルのこの地を譲リ受けました。氏は区議会の議長を務めたり、同区民の健康づくりに貢献した山崎氏は1955年、名誉都民となりました。

山崎氏の資料館建設の志を受け、1989年、郷土の資料館として発足しました。













●資料館看板前の、製粉用石臼

この石臼は平成2年まで本町1丁目の製粉所で蕎麦粉(そばこ)製造に使われていたものです。巨大な二つの車輪状の石臼が回転しながら、下の石皿の上を中央のシャフト軸に回り、蕎麦(そば)をすりつぶして粉にしました。













●資料館入口の、のれん ●約1万5千年前の江古田の森 ●縄文土器

























●弥生時代・・竪穴住居復元模型、稲作が行われていたムラ、弥生土器














●平和の森公園北遺跡、復元

収穫物を保管する高床倉庫

竪穴住居

●弥生土器



●江戸時代の生類憐みの令と、中野に置かれた御囲(おかこい・・犬小屋)

5代将軍綱吉の時代、江戸の野犬を収容した施設。五つの御囲は約28万坪の広さでした。収容された犬は10万頭とも20万頭ともいわれています。

●犬かご(推定復元)・・江戸時代、犬を御囲(おかこい・犬小屋)まで運ぶための駕籠 

●徳川綱吉愛用の犬型湯たんぽ(復元)













●宝仙寺三重塔・・寛永年間(1624〜1643)、現在の中央1丁目に建築された搭。昭和20年5月の空襲で焼失。

●名主屋敷(深野家)復元模型

深野家は江古田の旧家で、この母屋は幕末、安政6年(1859)に建てなおされたものです。名主屋敷の特徴として、客を迎える式台や玄関が作られましたが昭和62年に取り壊されました。

●間取り図
















●土間・・昭和初期の様子 ●神棚 ●障子・戸棚・ラジオ












●ちゃぶ台 ●台所の棚 ●飯(めし)びつ












●かまど

●羽釜(はがま)・・ご飯を炊く釜。かまどにかけるところが羽のような形になっているので、羽釜と呼ばれる。江戸時代から昭和30年代まで使われていた。

●十能(じゅうのう)・・かまどの灰をかきだす ●火おこし器












●火消しつぼ  ●火吹き竹  ●七輪、鉄なべ












●製茶道具(復元)  ●茶ふるい・・均等の大きさに茶を分別












●おけ、ざる  ●石臼  ●たらい・洗濯板












●企画展「おひなさま展」が行われていました。















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