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東京国立博物館2.・・博物館でお花見を2.(庭園)
  


2017.4  東京都台東区上野公園13−9

★本館の桜に因む名品の展示と合わせて、桜の庭園も公開されました。国立博物館の敷地は、もとは寛永寺の境内でした。この庭園に寛永寺の庭園があったとされています。

●五重塔・・銅製の塔。基壇に第五代将軍・徳川綱吉が法隆寺に奉納した旨の銘文があります。















●茶室・春草盧(しゅんそうろ)

江戸時代、河村瑞賢(1618〜1699)が淀川改修の際に建てた休憩所で、その後大阪、横浜の三渓園を経て、所沢市の柳瀬(やなせ)荘内に移築され、1948年に当館へ寄贈されました。













●茶室・転合庵(てんごうあん)

小堀遠州(こぼりえんしゅう・・1579〜1647)が桂宮(かつらのみや)から茶入「於大名」を賜った折、その披露のために京都伏見の六地蔵に建てた茶室です。その後、大原の寂光院に移築され、1968年当館に茶入と共に寄贈されました。
























●茶室・六窓庵(ろくそうあん)

慶安年間(1648〜1652)、奈良興福寺・慈眼院に建てられたもので、奈良国立博物館にある八窓庵とともに、大和の三茶室といわれました。明治8年(1875)に当館が購入し、2年後に移築しました。第二次世界大戦中に解体されましたが、再建されて今日に至っています。

●石灯籠













●茶室・応挙館

尾張国の天台宗寺院・明眼院(みょうげんいん)の書院として寛保2年(1742)に建てられたもの。後に品川の益田孝(1848〜1938)邸内に移築され、1933年当館に寄贈されました。













●茶室・九条館

東京赤坂の九条邸にあったもので当主の居室として使われていました。1934年、九条家より寄贈されました。













●枝垂れ桜















●池と転合庵


























●本館北面と桜。本館の敷地には、寛永寺の本坊があったとされています。












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