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六本木ヒルズ・森美術館・・「建築の日本展」・・国宝茶室「待庵」再現
2018.4 東京都港区六本木6−10−1 六本木ヒルズ森タワー53階
■森タワー・・54階建て、地上238m
●六本木ヒルズ15周年記念インスタレーション(架設)
六本木ヒルズのシンボル、待ち合わせとして定着している巨大彫刻「ママン」(ルイーズ・ブルジョワ作)。この作品にマグダ・セイエグが毛糸でインスタレーション(架設)し、新感覚のアートを生み出している
●森美術館・展望台入口
●エレベーターで52階の展望台・東京シティビューへ・・東京タワーやスカイツリーが見えます
●52階からエスカレーターで53階の森美術館へ行きます
■森美術館15周年記念展・・建築の日本展
世界最古の本格的な木造建築である法隆寺創建から、長きにわたり成熟してきた日本建築は、明治維新以降150年、多様化し発展を遂げてきました。古代からの伝統を礎とし、独創的な発想と表現、それを可能にした遺伝子があるとしたら何か。本展は縄文の住居から最新の建築まで、100のプロジェクトを約400点に及ぶ資料・模型・体験型の展示が紹介されています。
●木組み ■国宝「待庵」原寸大再現・・製作;ものつくり大学
★待庵は、京都府乙訓(おとくに)郡大山崎町大山崎にある妙喜庵という臨済宗東福寺派のお寺にあります。千利休が秀吉のために建てた茶室です。天正10年(1582)、山崎合戦の折、羽柴秀吉の陣中に利休により建てられた、二畳隅炉の茶室をこの妙喜庵に移築したと伝えられています。利休ゆかりの現存する最古の茶室として国宝になっています。切妻造柿葺き、正面南の窓は連子窓、東の壁は2か所、下地窓になっています。
●南東隅のにじり口
●にじり口の正面が床(とこ)
●二畳隅炉の茶室
●西側の次の間が1畳、北西の勝手の間が1畳・・全体が4畳半の茶室になっています。
中の見学時間が1分半と限られていました。
●露地の飛び石や茶室の風情がよく再現されていたと思います
●名作家具によるラウンジ空間
●建築家・丹下健三氏の自邸を三分の一のスケールで再現・・世田谷区成城にかつて存在していた邸宅を紹介
●日本建築を3Dで体感