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三渓園2.・・・★旧天瑞寺寿塔覆堂  ★蓮華院 ★亭射 ★臨春閣 ★月華殿 ★天授院 ★金毛窟 ★聴秋閣  
  


2019.7  神奈川県横浜市中区本牧三之谷58−1


★文化財建物群へ続く道・・桔梗、萩、紫陽花、箸、鯉、灯籠、苔


























































★旧天瑞寺寿塔覆堂(きゅう てんずいじ じゅとう おおいどう)・重文・・天正19年(1591)築

豊臣秀吉が大政所(母)の病気平癒と長寿を願い建てた寿塔を覆う(おおう)ための建物。蓮の花の彫刻やそり上がった屋根が当時の雰囲気を伝えます。天瑞寺は京都市北区大徳寺の塔頭。現在寿塔は大徳寺塔頭・龍翔寺にあります。辺りの苔も美しい。










































★蓮華院・・大正6年(1917)築、三渓の構想による茶室、近くに竹林があります































★橋に架かった亭射(ていしゃ・・四阿・見晴台)・・池が見渡せます
















★亭しゃと臨春閣





























★臨春閣・・慶安2年(1649)築。大正6年(1917)移築。紀州徳川家初代藩主・徳川頼宜が和歌山・紀の川沿いに建てた数寄屋風書院造りの別荘建築。夏の別荘としてすがすがしい涼風が入る設計となっています。

現在第三屋が外から見られます。第一、第二屋は30年ぶりの大修理が行われています。老朽化した檜皮(ひわだ)屋根と柿(こけら)屋根の葺き替えを行っています。

















第三屋・・●天楽(てんがく)の間(左2枚) ●次の間
















★茶室群への階段、沢の水も望めます



















★月華殿・重文(左2枚)・・慶長8年(1603)、徳川家康が京都伏見城に建てた大名来城の際の控えの間。京都宇治の三室戸寺に移された後、大正7年(1918)三渓園に移築された。

★天授院・重文・・慶安4年(1651)築。大正5年(1916)移築。鎌倉・心平寺跡にあった禅宗様の地蔵堂の建物。
















★金毛窟・・大正7年(1918)築、三渓構想の一畳台目(1.8畳)の茶室



















★聴秋閣(ちょうしゅうかく)・重文

この建物はもと三笠閣と呼ばれ、元和9年(1623)、3代将軍徳川家光が上洛に際し、佐久間将監(しょうげん)に命じて京都二条城内につくらせたものといわれています。その後これを春日局に賜り、江戸稲葉侯邸内に移され、三渓園には大正11年(1922)に移築されました。
















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